MacRuby-0.5 RC版のリリース!!(実は、来週だけどね)

今日もSnow Leopard関係の何かを書こうと思いながらTwitterを流し読みしていると強烈なtwittが目に飛び込んできた。
「@lrz: *1 @Psychs Try trunk, it's quite stable now, we will do a RC next week :)」
なにー、来週(9月27日の週)MacRubyのtrunkのRC版がリリースされるって!?
ここで少し補足すると、MacRubyは、まつもとさんが中心となって開発しているRubyの処理系(MRI:Matz' Ruby Implementation)の最新版をObjective-C言語で再実装したものです。そして、trunkというのはMRI 1.9で採用されたRuby VM(以前はYARVと呼ばれていた)をLLVMで実装したオリジナルのものに置き換えたものです。その結果、ランタイムの性能が格段にアップし、Rubyソースコードコンパイルしてネイティブコードを生成することができるようになりました。
重要なので、もう一度言っておきます。「なにー、来週(9月27日の週)MacRubyのtrunkのRC版がリリースされるって!?」
RC版がリリースされれば、正式リリースはすぐそこです。MacRubyを使っており、まだMacRubyをさわっていない方はこの波に乗り遅れないようにしましょう。いまなら十分に間に合うはずです。しかしながら、英語、日本語ともに、MacRubyに関するまとまった情報がないのも事実です。そんなあなたに良い知らせがあります。なんと、9月25日にMacRubyの説明を含む書籍が発売されるそうです。気になるタイトルは 『RubyによるMac OS Xデスクトップアプリケーション開発入門』 です(笑)。Amazonで予約受付中です。なんと 無料プレゼント も実施中です(笑)。
さあみなさん、来週くる大波に合わせて準備を整えておきましょう。

*1:@lrzはLaurent Sansonetti氏であり、MacRubyは彼が中心となって開発が進んでいる。